プロフィールストーリー③劣等感を感じる日々〜劣等感が強みに感じられるようになるまで。

こんにちは。岐阜の住宅建築会社、ナチュールホームの暮らしづくりアドバイザーのリコこと、高橋紀子です。主人が社長のこんなおうちをつくってる会社で働いています→

2児の母として、子育てを楽しむ暮らしづくりを実践中。主婦の目線で、実際に暮らしが始まった時の悩みや楽しみ方を、お客様と一緒に考えたり、暮らしを楽しむイベントを開催したりしています。

今日のブログは、前回の続きです。

よかったら前回のブログからご覧くださいね。
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がんばってたけど劣等感が半端なかった

セミナーや塾に入って主人の代わりにと思い、いろいろと学び始めました。もちろん得たことは多いけれど、私自身が仕事に貢献しているという実感は全くなかった。

それは、私自身の昔からの劣等感・・・「何に対しても中途半端」「プロフェッショナルでない」そんな想い。

「私は設計ができない」
「私は建築士じゃない」
「私は家づくりができない」

そんな劣等感を感じながら仕事をしていました。事実、会社のために、主人のために、と思ってめちゃくちゃがんばってるけど、何一つ役に立っている気がしない。

主人は一級建築士、他の社員2人は二級建築士。

私も一応、宅建持ってるけど、直接仕事に結びつかない。ありがたいことに受注はどんどん増えてきたけれど、私は何もしていない・・・という想い。当然事務仕事なども多くなるからとにかく忙しかった。

もう一度暮らしを楽しんでみたら

そうやって毎日を過ごす中、ある時気がついたんです。

「私は、暮らしを楽しむために家を建てた。それなのに私自身忙しくて家での暮らしを楽しめていない。」

これじゃ本末転倒じゃんって。

もう一度私自身が暮らしを楽しんでみようって。昔のようにパンを作ったり部屋を飾ったりして楽しもうって。それからガーデンをリフォームしたり、照明器具を変えたりもして、自分自身が楽しいと思うことへ時間を使うことを始めました。

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窓辺にグリーを飾ったり♩

「やっぱり私パンづくり好きだなぁ」とか
「お庭のハーブを料理に使うとなんだか気持ちが豊かに感じる」って

そんな幸せの感覚が蘇ってきました。

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劣等感が強みに変わった

やっぱりきれいなおうちは落ち着くし、幸せを感じる。そうやって生活しているうちに、自分自身の仕事の役割も見えてきました。

私はナチュールホームの家で暮らしている人。
ということは、一番お客さまと近い。

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子供達はキッチンカウンターがお気に入り✨

ナチュールホームの家の住み心地については誰よりも伝えることができるし、建築士でもないからお客様の目線に立って考えることができる。家を建てる人は自分自身の暮らしの実現のために家を建てるわけなんだから、自分の気持ちをわかる立場の人がいたら心強いのではないかと思ったんです。

自分の弱みが強みに思えた瞬間、私自身が昔から感じていた劣等感〜仕事も趣味も中途半端〜も実は今の私の仕事に全て役に立っているのだと思えるようになりました。

今の仕事はイベントの企画運営、広報的なこと、接客、事務など。今までの中途半端な知識を活かしながら仕事ができているのだって。どれも必要だけどどれもプロフェッショナルな知識は必要がないことに気がつきました。

今はそれに加えて、家を建てた後暮らしをもっともっと楽しんでもらいたい・・・そんな想いで、家を建ててくださったOBさんたちとの交流の場を作り、私も一緒になって楽しませてもらっています。お客さまと近い距離で仕事ができるのが嬉しくて楽しくて。

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以前に開催したOBさまとのDIYイベント♩

多分それは私がナチュールホームの家が大好きだから、同じように家のことを大好きだと言ってくださるOBさまたちと集えることが幸せなんだと思うんです。

私は私でいいんだ。と思えた瞬間から、自分の目の前の景色が変わりました。私の仕事は家をつくることではなくって、「家」を通じて「自分らしく暮らしを楽しむ」目の前のお客様をサポートしていくこと。家を建てた後もずっと暮らしを楽しんでいってほしいと思っているから今の仕事が自分にぴったりだなぁと感じています。

ありがたいことに、最近私のまわりには素敵な人ばかりが集まってくるようになりました。そんな環境で仕事ができることに本当に感謝です。共感してもらえる方たちといっぱい楽しいことをしていきたいなぁ〜♩まだまだ「楽しい」を広げる妄想は頭の中にいっぱいです!!

そんな、私ですが、皆さまどうぞよろしくお願いします(^^)

プロフィールストーリーはここでひとまずおしまいですが、次回はもう一つよく聞かれること・・・自称都会育ちの(下町育ち、笑)でペーパードライバーの私が羽島という目の前に田園が広がる、車がないと生活できない場所に引っ越しするまでの葛藤、今の田舎暮らしについてお伝えしたいなぁと思います。

こちらからどうぞ

田舎暮らし①ペーパードライバーの私が「羽島」という田舎に引っ越すまで。

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プロフィール
プロフィール 高橋紀子
暮らしづくりアドバイザー:ナチュールホーム
名古屋生まれ名古屋育ち。岐阜県羽島市にある住宅デザイン施工会社、ナチュールホームを主人と経営。結婚後最初に住み始めたアパート暮らしをきっかけに、「暮らしやすさ」「自分らしさ」「健康」を大切にした家を考えるように。

その後に建てた家で家族4人(夫・長女12歳・長男9歳)と日々の何気ない暮らしを愉しみながら過ごしています。趣味は日常の何気ない幸せを撮ることと、心地いい場所を探し訪れること。経年を楽しむ暮らしや主婦目線の家づくりについて情報を発信しています。

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